格安SIMは大手キャリアよりも月額料金が安いって聞くから試してみたいけど、どうやって手続きをすればいいのかわからない…。といった方も多いのではないでしょうか?
この記事では格安SIMへの乗り換え手順やおすすめの格安SIM、乗り換えの際の注意点について解説していきます。ぜひ最後までご覧くださいね!
ドコモやau・ソフトバンクよりも安い!格安SIMとは?
格安SIMとはドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアから通信回線をレンタルし運営している携帯電話会社で、MVNOと呼ばれるサービスです。「格安SIM」という名前からも分かるように、大手キャリアよりも低価格で通信サービスを提供しています。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMに乗り換えれば毎月の携帯電話料金が安くなるのはわかっているけれど、デメリットも気になってしまいなかなか手続きを進めることができない方も多くいらっしゃいますよね。
そこでここでは格安SIMのメリットやデメリットをご紹介させていただきます。ぜひ参考にしてくださいね!
格安SIMのメリット
・毎月の通信料金が安い
・豊富な料金プランのラインナップ
・オンラインですべて完結できる
格安SIMのデメリット
・キャリアメールの引き継ぎが有料
・基本的に店舗でのサポートがない
・支払いがクレジットカードのみ
・LINEのID検索ができない
もっと詳しく知りたい!という方は下記記事で詳しく説明しています。ぜひこちらの記事と併せてチェックしてみてくださいね。
僕は格安SIMに乗り換えるメリットの方が大きいと思ったから、約2年ほど前から格安SIMを利用し続けているよ!
格安SIMへの乗り換え手順
格安SIMへの乗り換え方法には、今使っているスマホはそのままでSIMカードのみを新しくする方法と端末も新しいスマホに変える方法があり、基本的な流れはどちらも同じです。
格安SIM乗り換え前に確認しておくこと
格安SIMへの乗り換えは難しくありませんが、スムーズに乗り換えを行うために確認しておくべきことが2つあります。
- 乗り換え後の格安スマホが対応しているか
- SIMロックが解除できるか
それぞれ詳しく解説させていただきますね。ぜひ参考にしてください!
・乗り換え後の格安SIMにスマホが対応しているか
スマホの機種によっては、使いたい格安SIMが動作対応していない場合があります。そうなるとせっかく契約してもスマホが使えない…といったことになってしまいます。
使用予定のスマホが乗り換え予定の格安SIMに対応しているかを契約前に必ず確認しておきましょう。格安SIM各社のサイトで対応機種が確認できるので、その際に「SIMサイズ」もあわせて確認しておいてくださいね。
・SIMロック解除ができるか
SIMロックとはスマホ端末にかかっている利用制限のことです。SIMロックがかかっている状態だと、決まった通信会社の契約でしかスマホを使えないので今使っているスマホのまま格安SIMへ乗り換える場合は基本的にSIMロック解除が必要です。
ただしスマホを購入した携帯電話会社と格安SIMの回線が同じであればSIMロック解除は必要ありません。たとえばドコモで購入したスマホをそのまま使う場合、ahamoやmineoといった格安SIMではドコモ回線を使って通信を行っているのでSIMロックを解除する必要はありません。
さらに2021年10月からは総務省のガイドラインにより携帯電話会社がSIMロックをかけることは原則禁止となりました。そのため2021年10月以降に発売されたスマホを使っている方もSIMロックを解除する必要はありません。格安SIMへの乗り換えを考えている方は、いつ購入したスマホなのか・SIMロックの解除は必要なのかを乗り換え前に確認しておくと安心です。
ちなみに家電量販店やAmazonや楽天市場などで購入することができるスマートフォンは「SIMフリースマホ」と呼ばれていて、SIMロックがかかっていないので安心ですよ!
そうだったんだ!じゃぁ、僕の持っているスマートフォンはアップルの公式サイトから買ったiPhoneだからSIMフリーなんだね!
乗り換え時に必要なもの
格安SIMへ乗り換えるに当たって、下記4点が必要となります。
- 新しいSIMカード
- SIMピン
- スマホ
- MNP予約番号(電話番号を新規で取得する場合は不要)
以下でそれぞれ詳しく説明していきますね。ぜひ参考にしてください!
・新しいSIMカード
新しく乗り換える先のSIMカードです。ネットで申し込みをした場合は手元に届くまで数日かかります。
・SIMピン
スマホからSIMカードを取り出すためのピンです。スマホの箱に入っていることが多いですが、ない場合はペーパークリップで代用できます。また格安SIM会社から送られてくるSIMカードに同梱されている場合も多いので安心です。
・スマホ
これから使う予定のスマホを用意しましょう。今まで使っていたスマホ・新しいスマホどちらでもOKですが新しいSIMカードが対応しているスマホを用意してください。
・MNP予約番号
MNP予約番号とは今使っている携帯電話番号はそのままで通信事業会社を変更する際に必要な10桁の番号です。MNP予約番号の取得は基本的に即日発行が可能です。ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアでは、
- 電話
- Web
- 店頭
これらで受け付けており、受付時間内であれば無料ですぐ取得ができます。ただし取得してから15日以内に乗り換えをしないと番号が無効となってしまうのでご注意くださいね。
実はSIMピンなくしちゃった...(汗)
小さいからなくしやすいよね。そんな方でも「ペーパークリップ」で代用できるから安心して乗り換えることができるよ!
乗り換え手順
では実際の乗り換え手順を見ていきましょう。乗り換え手順は下記のとおりです。
- 乗り換え先の格安SIMへ申し込みをする
- 乗り換え先のSIMカードを入手する
- スマホから古いSIMカードを取り出して乗り換え先SIMカードを挿入する
- APN設定を行う
これから詳しく解説させていただきます。ぜひ格安SIMへ乗り換える際の参考にしてくださいね。
①乗り換え先の格安SIMへ申し込みをする
契約したい格安SIM会社のサイトなどで申し込みをしましょう。このときに乗り換え前のキャリアで発行したMNP予約番号が必要になります。
格安SIMは毎年どんどん増えていて、今は600社以上の扱いがあると言われています。どの格安SIMに申し込むか迷ったときは、この記事内でも選ぶポイントやおすすめの格安SIMを紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
②乗り換え先のSIMカードを入手する
SIMカードはWeb上で申し込みをしてから数日で自宅に届きます。このとき登録した住所が間違っているとSIMカードを受け取ることができず、乗り換え作業を先に進めることができません。申込時には必ず入力漏れや入力間違いがないかチェックしましょう。
③スマホから古いSIMカードを取り出して②のSIMカードを挿入する
スマホにSIMピンを刺してSIMトレイを取り出します。古いSIMカードが乗っているのでそれを取り出し、乗り換え先の新しいSIMカードを慎重にトレイに乗せます。
SIMカードは繊細なのでそっと扱ってくださいね。乗せたらSIMトレイを元に戻してSIMカードの交換が完了です!
④APN設定をする
APNとはアクセス ポイント ネームの略で、スマホでデータ通信をするために必要な設定です。格安SIMではAPN設定をしないと通信ができないので忘れずに設定しましょう。
・iPhoneなどのiOS端末で設定する方法
iPhoneなどのiOS端末でAPN設定を行う手順は下記の通りです。
- 電源を切ってSIMカードを入れ替えた後にWi-Fiへ接続し「safari」を起動
- 格安SIMのAPN構成プロファイルをダウンロード
- プロファイルのインストール
- 警告画面が表示されるのでインストールボタンを押してインストール
- 完了ボタンをタップ
またこのときsafari以外のブラウザだと正しく設定を行うことができません。必ずsafariから設定を行うようにしましょう。②格安SIMのAPN構成プロファイルはSIMカードと一緒に郵送される説明書や格安SIM会社の公式サイトからダウンロードすることができます。
③プロファイルをダウンロードしたらインストールする必要があります。プロファイルのインストールはiOSの「設定」アプリから行います。iPhoneの設定アプリを開き、「プロファイルがダウンロードされました」を選択します。乗り換え先の格安SIMが表示されていることを確認し、右上の「インストール」を選択。このときにパスコードが求められるので入力してください。
④パスコードの入力後「警告」画面の右上に「インストール」ボタンがありますのでタップしてインストールを実行します。⑤インストールが完了すると右上に「完了」ボタンが出てくるのでタップすると設定は終了です。Wi-Fiを切ってネット通信が行えることを確認してください。
・Android端末で設定する方法
Android端末でAPN設定を行う手順は下記の通りです。Android端末の場合は端末によって表示が異なる場合がありますが基本的な操作手順は同じです。
- 電源を切ってSIMカードを入れ替えたあと、スマホの設定画面を開く
- 「無線とネットワーク」>「モバイルネットワーク」の設定画面を開く
- 「アクセスポイント名」から新しい格安SIMのAPNを選択して追加する(APNが表示されない場合は「+」から追加)
- APNの設定項目に内容を入力する
- 入力内容を保存し、追加したAPNを設定する
③「アクセスポイント名」で格安SIMのAPNが表示されない場合は「+」をタップして手動で追加してください。④APNの設定項目への入力内容は格安SIM会社によって異なるので、SIMカードに同梱されている説明書や公式サイトから確認しそれに従って入力をしてください。
④入力ができたら右上の「保存」ボタンをタップします。⑤入力内容の保存が正しくできていても最後に今追加した格安SIMのAPNを選択して設定しないとネットワークが使えないので忘れないようにしましょう。設定が終了したらネット通信が行えることを確認してください。
APN設定ってとても難しそう...僕にもできるかな...?
そこは安心して!多くの場合は乗り換え先の携帯電話会社が丁寧にサポートしてくれるよ。SIMカードと一緒にAPN設定の方法が詳しく書かれた説明書も同封してくれているから大丈夫!
おすすめの格安SIM5選をご紹介!
ここまで格安SIMへの乗り換え方法を説明してきましたが、自分に合った格安SIM会社を選ぶポイントと格安SIMマップおすすめの格安SIMをご紹介します。
格安SIMを選ぶポイント
自分に合った格安SIMを選ぶポイントは以下の5つです。使わない大量のデータプランやオプションを設定すると必要以上に料金が高くなってしまいます。
通信速度についてもよく使う時間帯や、Wi-Fiがある環境でスマホを使うかどうかでどれぐらい速度を重視するかが変わりますよね。今使っているデータ量や、スマホを使う環境を考えてみて自分にぴったりの格安SIMを探してみてください。
格安SIMを選ぶポイント
✔ 自分が現在使っているデータ量
✔ 音声通話の有無
✔ 通信速度
✔ 支払い方法
✔ 店舗の有無
自分の使っているデータ容量がわからない場合、「データ通信量チェッカー」などのアプリを活用してみよう!
おすすめ格安SIM5選
格安SIMにはたくさんの種類がありますが、この記事では格安SIMマップのおすすめ格安SIM5選をご紹介します!それぞれの特徴や料金プランを見て興味をもったらぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね。今回ご紹介させていただく格安SIMは下記5社です!
- UQモバイル
- mineo
- LINEMO
- ワイモバイル
- 楽天モバイル
店舗サポートも充実しているauのサブブランド「UQモバイル」
UQモバイルはauのサブブランドなので格安SIMの良さ(月額料金が安い)と大手キャリアの通信環境・サポートが受けられるので格安SIM初心者の方におすすめです。また通話ニーズに合わせて選べる3つの通話オプションも用意されているため、通話が多い人も少ない人もお得に利用することができます!
- au回線と同じ通信回線を利用しているので安心の通信品質
- 全国のauショップでサポート受付がある
- 余ったデータを翌月へ繰り越せる
毎月の通信容量 | 月額料金 |
3GB | 1,628円 |
15GB | 2,728円 |
25GB | 3,828円 |
料金プランと独自の無料サービスが豊富「mineo」
mineoは料金プランが豊富なことに加えて「フリータンク」「パケットギフト」などの独自の無料サービスやオプションが豊富なので、柔軟にデータ通信量を使っていきたい方におすすめです。mineoの主な特徴としては下記の通りです。
- 料金プランが全7つと豊富
- 「パケット放題plusオプション」でいつでも最大通信速度が1.5Mbpsで使い放題
- 「フリータンク」でほかのユーザーの余ったパケットを月1GBまで分けてもらえる
「マイピタ」料金プラン
毎月の通信容量 | 月額料金 |
1GB | 1,290円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
「マイそく」料金プラン
通信速度 | 月額料金 |
ライト(最大300kbps) | 660円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 |
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 |
LINEアプリのデータ消費量がゼロ「ラインモ」
ラインモは月額料金が安く、LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ電話のデータ消費がゼロなのでLINEをメインで使用していて月額料金を抑えたい方におすすめです。
- 月額料金が安い
- LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ通話のデータ消費量がゼロ
- 追加料金なしでLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)が使える ※20GBプランのみ
毎月の通信容量 | 月額料金 |
3GB | 990円 |
20GB | 2,728円 |
家族割がお得なソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」
ワイモバイルは家族で加入すると2回線目以降は1,188円/月割引になるので、家族で格安SIMに乗り換えたい方におすすめです。
- 家族割がお得
- 店舗が全国に約2,600店舗あるので対面サポートが受けやすい
- Softbank光、Softbank Airとのセット割引がある
毎月の通信容量 | 月額料金 |
3GB | 2,178円 |
15GB | 3,278円 |
25GB | 4,158円 |
楽天ポイントが貯まる「楽天モバイル」
楽天モバイルは月額料金がワンプランで毎月使った通信容量に応じて自動的に料金が変動します。そのため月によって通信容量が変わる方におすすめです。さらに楽天モバイルに加入すると、楽天市場で貯まる楽天ポイントが増えるのでよく楽天市場でお買い物をする方にもおすすめです。
- 月額料金は無駄のないワンプラン
- 楽天市場でのお買い物でポイントが貯まりやすくなる
使用した通信容量 | 月額料金 |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
格安SIMはいろいろな会社から多くのプランが発表されていて選ぶのが大変だよね。
たしかにそうだよね。料金だけを取るならmineoなどのMVNOがおすすめだけど、サービスと価格のバランスを取りたいのならUQモバイルやワイモバイルなどのサブブランドがおすすめだよ!やっぱりどうしてもMVNOは回線混雑時の通信速度が遅くなってしまうから...
お得なキャンペーン情報
格安SIMに乗り換えると月額料金が安くなるのはわかったけど、せっかく乗り換えるならお得に乗り換えられるタイミングがいいですよね。格安SIM各社でポイント還元やオプション割引などいろいろなキャンペーンを行っているので乗り換えの際はこのキャンペーンを利用することでさらにお得に格安SIMへの乗り換えができますよ。
ここでは先ほど挙げた格安SIM5社の2022年9月現在のお得なキャンペーンについてご紹介します。なおキャンペーンにはそれぞれ適用条件がありますので、お申し込みの前に必ず公式サイトで適用条件を確認してください。
・UQモバイル
SIMのみの契約および最大13か月間無料の増量オプションⅡに加入すると
⇒最大13,000円分のau PAY残高還元!
・mineo
新規申し込みの際にオプション申し込みをすると
⇒かけ放題オプションが1年間割引!(10分かけ放題と時間無制限かけ放題で割引額は異なります)
・ラインモ
3GBプランを新しい番号で契約もしくは番号そのまま乗り換えをすると
⇒990円相当×6か月分のPayPayポイントがもらえる!
・ワイモバイル
①SIMカードもしくはeSIMを契約&PayPayアプリと連携すると
⇒最大10,000円相当のPayPayポイントがもらえる!
②SIMカードと対象のスマホ本体を同時に契約すると
⇒対象のスマホ本体をお得に購入できる!
・楽天モバイル
①楽天回線への初めての申し込みをすると
⇒最大8,000ポイント還元!(SIMのみの契約でも可)
②楽天回線の初めてのお申し込み&対象iPhoneをセットで購入すると
⇒最大24,000ポイント還元!
格安SIMに乗り換えるベストなタイミングは?
格安SIM各社は一年中いろいろなキャンペーンを行っているため、もっとお得なタイミングがあるのではないか…と思ってしまいますよね。しかし携帯電話料金のような毎月支払う固定費は早い時期に見直すことで継続して料金を下げていくことができますし、年間の携帯電話料金も下げることができます。なので今すぐ乗り換えるのがおすすめですよ!
携帯電話料金に限らず、電気・ガス・水道やお家のインターネットなどの「固定費」は一度契約を見直すと継続して料金を下げ続けることができるから、早め早めに行動しよう!
格安SIMに乗り換える際の注意点
格安SIMに乗り換えると月額料金も安くなるし、お得なキャンペーンを使ってすぐ申し込みたい!と思うかもしれません。しかし乗り換える際に何点か注意点があります。
格安SIMに乗り換えて失敗した!とならないためにも、事前に下記の注意点を確認しておくと安心です。
- 時間帯によって通信速度が遅い場合がある
- 支払い方法がクレジットカードのみの場合がある
- 大手キャリアに比べて店舗が少なく、サポートが手薄になりやすい
- 故障した際のアフターサポートが不十分な場合がある
- キャリアメールを使い続けるのは有料
それぞれ詳しくみていきましょう。
時間帯によって通信速度が遅い場合がある
格安SIMに乗り換える際によくいわれる不安として「通信速度が遅いんじゃないの?」というものがあります。結論からいうと、やはり大手キャリアに比べると通信速度が遅くなったり不安定になる場合が多いです。
格安SIMは各大手キャリアの回線の一部を借りてサービスを提供しているため、大手キャリアよりも少し通信速度が遅くなってしまいます。しかしUQモバイルやワイモバイルは大手キャリアのサブブランドになっているので、たくさんある格安SIMの中でも通信速度に関する顧客満足度が高くなっています。
格安SIMへの乗り換えで通信速度が心配な方はこのようなサブブランドの格安SIMを検討してみるのはいかがでしょうか?
決済方法がクレジットカードのみの場合がある
大手キャリアではクレジットカードに加えて口座振替での支払いができますが格安SIMでは支払いはクレジットカードのみとなっている場合が多いです。普段からクレジットカードを利用されている方だと問題ないですが、何らかの理由でクレジットカードを持っていない方は困ってしまいますよね。
そういった方はデビットカードを発行することで格安SIMを利用することができます。デビットカードは発行の際に審査が必要ないので、クレジットカードを発行することができない方でも大丈夫です。
大手キャリアに比べて店舗が少なくサポートが手薄になりやすい
格安SIMでは店舗数を少なくしたり完全オンライン受付のみにすることで月額料金を安くしているという側面があります。しかし手続き方法や何かのトラブルの際に直接スタッフに質問ができないのは少し不安という方もいらっしゃるでしょう。
そういった方は店舗を多く構えている格安SIMを選ぶと安心です。UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルなどは全国に多く店舗があるので格安SIM初心者にも安心ですよ。
高齢者の方やインターネット上からの手続きが不安という方は店舗があるUQモバイルやワイモバイルがおすすめだよ!
故障した際のアフターサポートが不十分な場合がある
大手キャリアは故障した際のアフターサポートが非常に手厚いですがそれと比較すると格安SIMはどうしてもアフターサポートが手薄な部分があります。
心配な方は故障の際のアフターサポートをオプションとして用意している格安SIMを選択したり、実店舗のある格安SIMを選ぶことをおすすめします。
キャリアメールを使い続けるのは有料
格安SIMに乗り換えると、大手キャリアのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなってしまいます。たとえばauだと「@ezweb.ne.jp」などがつくメールアドレスですね。
じゃあ格安SIMに乗り換えるとメールができなくなるの?と思われるかもしれませんがそんなことはありません。格安SIMでも「Gmail」や「iCloudメール」などの無料メールアドレスを使ってこれまでと同じようにメールができます。
格安SIMへ乗り換える際は先にこういった無料メールアドレスを用意しておいて、登録中のサービスのメールアドレスを事前に変更しておくとスムーズに移行ができますよ!
また2021年12月から有料ですがキャリアメールを格安SIMでも引き継ぐことができるようになりました。今のキャリアメールをそのまま使いたい方はこのサービスを利用することで引き続きキャリアメールアドレスを使うことができます。
ちなみに大手キャリアのキャリアメールを格安SIM乗り換え後も使い続ける場合、年間3,000円程度の維持費が必要になってくるよ。
意外に高いんだね。早い内からGメールを使っていて良かった!
格安SIMへの乗り換えで失敗しないためには
ここまで格安SIMへ乗り換える際の注意点を5つご説明しました。格安SIMへ乗り換えて失敗しないために、自分が心配に思っている点をカバーできる格安SIMを見つけて申し込みをするといいですね。
格安SIMに乗り換えて毎月の携帯料金を節約しよう!
この記事では格安SIMの乗り換え手順やおすすめの格安SIM、乗り換えの際の注意点についてご紹介しました。格安SIMへの乗り換えは、方法さえわかれば時間もかからずとても簡単ですし毎月の月額料金も安くなりとてもお得です。気になる格安SIMがあったらぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね!